熊本県有機農業研究会
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自治体情報

熊本県内で、BDF機を設置したり、BDFを公用車に使用したりしている自治体や、バイオエネルギーの実践をしているNPOの情報です。

熊本市でのBDFへ取り組み

熊本市環境保全局環境事業部廃棄物計画課 藏岡和正
TEL 096-328-2359 / FAX 096-359-9975
熊本市の取り組み写真  熊本市では、公用車に対し平成14年に低公害車導入方針を定め、大気汚染の低減やCO2の削減に取り組んでいます。ごみ収集車に対しては、現在CNG車4台、LPG車22台、超低排出ディーゼル車3台を導入していますが、他の79台は従来のディーゼル車です。今後も買替え時に順次低公害車に替えてゆく計画ですが、全てを転換するには長い年数と大きな経費が必要です。
熊本市の取り組み写真  今、行政として率先的かつさらなるCO2低減や化石燃料消費削減への率先的な取組みが必要であり、エコパートナーくまもと・よかエネ部会のBDFへの取組みを受けて、平成17年から蓮台寺クリーンセンターの収集車両で試験を再度開始しました。(平成12〜14年に数台の収集車でBDFの試験を行いましたが、トラブル等で中止。今回試験のBDFとは別商品)試験で良い結果が確認できれば、部内の収集車両での使用台数を増やす等、使用拡大を行ってゆきたいと考えています。

自然エネルギーの普及を

エコパートナーくまもと よかエネ部会 よかエネ部会 リーダー 福田 精二
事務局 熊本市環境保全局環境企画課内
TEL096-328-2427 / FAX096-359-9945
わたしが所属する「エコパートナーくまもと」のよかエネ部会は自然エネルギーの普及を目指しています。目標のひとつがBDFの普及です。これまで講演会を開いたり、市のパッカー車を走らせたり、熊本環境フェアでBDFの製造実演やバスを走らせたりしてきました。つい最近にはわれわれのメンバーでもある西原商店にBDF製造機が導入されました。このよかエネ部会の活動の過程で県内にBDFに関わる多くのグループ、自治体、事業者がいることがわかってきました。体制は整ったようです。原油高も追い風に働いて、BDFが加速度的に生産・利用されるようになり、必ず社会に定着すると確信しています。
矢印 エコパートナーくまもとホームページ

バイオマス利用の事業化を

NPO法人 九州バイオマスフォーラム 主任研究員 中坊 真
〒869-2232 熊本県赤水大堀695-10
TEL0967-35-1128 FAX0967-67-2577
 九州バイオマスフォーラム(以下KBF)では、循環型社会の形成を目指して、バイオマスの利用普及に取り組んでいます。単なる広報啓発活動に終わらずに、自らバイオマスの利用と事業化を目指しています。
 BDFに関する取り組みとしては、夏祭りや各種イベントなどで使用する電気を、BDFをつかって発電したり、漁船やトラクターをBDFで走らせたりしています。今年の8月14日には、南阿蘇村の両併小学校で、地域の人たちが使用済みのてんぷら油を持ち寄ってBDFを精製して、夏祭りで使う発電機の燃料として使います。ぜひ、ご参加ください。
矢印 九州バイオマスフォーラムホームページ

天草市の取り組み

天草市市民環境部環境課環境政策係(天草菜の花プロジェクト事務局)
〒863-8631熊本県天草市東浜町8番1号
天草市のBDF製造器の写真  天草市(旧本渡市)は、環境にやさしいまちづくりの一環として、菜の花プロジェクトをはじめた。廃食用油の回収方法は、一般家庭からは資源物の回収ステーションにポリタンクを置いて、月2回回収し、公共施設では本渡学校給食センターから出される廃食用油をリサイクルセンターに持ち込んでもらっている。BDFに変換後、公用車(給食配送車、ゴミ収集車、移動図書館車)、リサイクルセンター内のフォークリフトで利用。将来は農業トラクター等の産業用の使用を考えているそうだ。
 問題点としては、BDFの副産物としてグリセリンがでるが、その処理費用がかさんでおり、その費用は年間80万円(平成17年度)にも上るそうである。これはBDF製造に係る費用の5割強となっている。現在、BDFの使用量に対し、製造量に余裕があるため、新たな使用方法を検討しているということである。
目的 ゴミ減量とリサイクル 排ガス対策 環境問題を市民へアピール
製造方式 メチルエステル方式
設置場所 本渡地区清掃センター
精製機械 (株)南光製造品
開始時期 平成14年より製造開始
回収方法 資源物ステーション226箇所(本渡地区及び栖本地区のみ)に回収タンクを置く
月2回
回収対象 市内の家庭系廃食用油
本渡学校給食センターから出る廃食用油
問題点
回収量 1,763リットル/月 (平成17年度)
処理能力 100リットル/日
BDF使用 給食配送車 ゴミ収集車 移動図書館車
グリセリンは産廃として処理
水洗いがないので排水のない方式

準備会議スタート

(財)オイスカ熊本県支部 事務局長 田中浩之
熊本県玉名市大浜町2173-1
TEL0968-76-2161 FAX 0968-76-2162
 玉名地域では、玉名市の新エネルギービジョンの中に掲載されている菜の花プロジェクトの実現に向けて準備会議がスタートしました。玉名地域振興局・玉名市・青年会議所・JA玉名等で今後協議を進め、菜の花栽培→収穫→搾油→使用→回収→BDF使用という循環サイクルを構築すること。また、市民からの家庭の廃油の回収システムを作り、BDF燃料の本格的な操業を視野に入れて検討中です。最終的には、新幹線の新駅と旧駅をつなぐ観光バスへの使用や温泉街と中心市街地を結ぶ路線バスへの活用を検討する予定です。
矢印 (財)オイスカのホームページ
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