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BDFの製造のために、廃食油を回収している団体の情報です。熊有研発行の地域通貨「なばな」を使っている団体もありますが、自治体と一緒に廃食油を回収をはじめる水俣、自治体が回収をしている天草など、多様な形で行われています。
地域通貨「なばな」発行しています
熊本県有機農業研究会 事務局・林真理子
こんにちは!熊有研事務局の林です。菜の花プロジェクトでは、会計を担当しております。菜の花プロジェクトは、昨年度より活動を始めて、少しずつではありますが、大きな輪に広がりつつあります。今年の6月には初めての廃油回収の請求をすることが出来ました。昨年の11月より今年の5月までの請求分です。
今はまだわずかな金額ですが、これからますますこの輪が広がって大きなものになっていくことを願っています。
野菜の配達の時に
★百草園★ 熊本県植木町今藤1140-1 TEL.FAX / 096-273-1917
野菜の宅配をする時に、食廃油回収をやっています。週に1〜2件程度の消費者の方が廃油を出してくれます。また、保育園やレストランなどは一度に大量に提供してくれることもあります。配達のときに地域通貨「なばな」を忘れていったり、廃油と引き換えるのを忘れたりすることがありますが、「なばな」との交換はなかなか好評のようです。協力したいからということで、まだまだ使えそうなきれいな廃油を出される方もいるぐらいです。集めた廃食油はヒノクニ石油に持ち込んでいます。(有馬亮・記)
食廃油回収の現状
★自然食クラブ★ 熊本県玉名郡岱明町長保2932-9
TEL/0968-57-3909
共同購入による自然食品の宅配をやっています。
昨年の10月の会報でで廃食油の回収を知らせてから、毎週の配達の時に1本2本と集まるようになりました。
家庭からでる天ぷら油の廃油を2リットルのペットボトル1杯にためるのにはだいぶ日数がかかるため、個人から集まる量は少ないのですが、200名弱の会員の中には保育園が4カ所あって、ここから出される食廃油がコンスタントに回収されています。それでも、1年弱で「20なばな」の地域通貨が80枚ほど消費された勘定ですからたいした量ではありませんが・・・。始める前は結構面倒な作業かなと思っていたのですが、やってみるとどれほどでもありませんでした。このような運動は長く続けることで社会的認知を得ていくものだと考えますので。これからも微力ですが、継続していくつもりです。
農村文化と菜の花 〜卵と廃食油を地域通貨でを使って交換〜
★マリアン農園★ 農園主 青山 司
今も10月の秋祭りに流れてくる笛や太鼓のリズムは、その音を耳にすると思わず心躍り、楽しさが心から湧いてくる。そこのとは、子供の頃は祭りが村で最大のイベントであり、大人も一緒に収穫を祝い。豊作に感謝してのご馳走が食べられた共通の祝い事であり、心に「良い思い出」として残らないわけがない。
祭りは鎮守の森があるお社を中心として執り行われるが。その鎮守の森は、昔営まれていた養蚕にも利用されるような機能的側面もあったれたと聞く。養蚕ではイタチの被害を防ぐために、「お稲荷さん」に揚げ物をして、それを食べにきた狐がついでに排尿をし、その尿がかかった石を養蚕小屋の周りに置くとイタチが近寄らなかったそうである。これが農村の文化でなくてなんであろうか。
また農村は米を主体に、裏作ではナタネを栽培したりして、土の健全化を図るとともに、菜種油を食用に利用して食料に自給率をあげていた。景観としても、菜の花のある農村風景は心なごむ春を呼ぶ温かいイメージとして私の脳裏に焼き付いている。
だから、菜の花プロジェクトにはロマンを感じる。その事は、集落の年輩者が菜の花を植え付けして、菜種油を絞ることで活気がでてきたと聞くことでも実感できるし、消費者へ「農の風景」「農の文化」を再提案できる企画にもなると思う。
炭酸ガスの大量発生による地球温暖化は、進行するばかりで縮まる気配がない。食用油もBDFに精油して、炭酸ガスの発生率を0カウントに抑えることのできる菜の花プロジェクトで地球環境の健全化に寄与できるやらねばならない運動と位置づけていきたい。
廃食油回収のアンケートを実施
★水俣リターンネット★ 事務局 〒867-0034 水俣市袋337-4 企業組合エコネットみなまた内
TEL&FAX/0966-63-6005 Eメール
2006年6月発足、現在会員は24個人1グループ。メンバーは、環境、農業、飲食業、行政、生協関係等さまざまです。設立趣意書は、以下の通りです。
水俣・芦北リターンネット設立趣意書
水俣市は、水俣病を教訓に、環境モデル都市作りを目指しています。高度経済成長に伴う大量生産、大量消費、大量廃棄の暮らし方を、環境の視点から見直そうと、ゴミの分別や減量化、エコタウンへの各企業の誘致など様々な取り組みをしてきました。
一方、地球規模では、資源の枯渇が叫ばれ、限られた有効な資源のリサイクルを実現していくことが求められています。地域での資源を循環させていくという「資源循環型社会」作りは、各地で、地域住民、行政、企業などが手を組みながら行われています。
例えば、家庭の台所、学校給食や公共施設、一般事業所から出る廃食油は、全国で年間40〜50万トンといわれています。廃食油は、台所から流せば、河川や海の環境汚染につながります。廃食油をゴミではなく、畜産用飼料や、ペンキなどの塗料、石けん、軽油代替燃料などの資源として活用することは、現在も行われています。
しかし、食用油の年間生産量から見て(1999年のデータでは植物油の総生産量は年245万トン)、回収されないまま不法投棄されたり、ゴミとして出されている廃食油が相当あると思われます。
こうしたことから、私たちは、水俣・芦北地域において、持続可能な「資源循環型社会」を実現するために、地域住民、行政、企業が一体となった活動を展開したいと考えています。毎日の暮らしの中で環境に負荷をかけない暮らし方を実践しながら、地域でのエコ共同作業を進めていきたいと思います。
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その後、10月には「廃食油の処理実態調査」を水俣市全世帯及び飲食店や病院など事業所を対象にアンケート調査を行いました。結果は下記のとおりです。
1、市民アンケート調査
配布数 10,987世帯
回答数 4,987世帯
回収率 45,4%
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2、事業所ヒアリング調査
調査件数 149件
回答数 95件
回答率 63,8%
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一般家庭の75%、事業所の80%以上が回収に協力する(「条件が整えば協力する」を含む)との回答をいただきました。また、たくさんの感想も寄せられましたが、紙面の関係上、ほんの少しだけ紹介します。
・ 有効利用できたら、川や海が汚れないだけでなく、菜種油の利用も増えて、結果として、春、一面の菜の花畑....。子供の頃の、のどかな風景が思い出されます。寒々とした休耕田もなくなり、荒れた土地もよみがえりますように。
・ 水俣芦北地域の中を、廃食油燃料の車が行き来するようになると嬉しいです。学校教育の中でも子供たちに環境教育として教えてほしい。
・ 軽油代替燃料を作って、公用車や、バスやゴミ収集車、農業用トラクター、漁船の燃料にしたらよいと思います。
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JAスタンドで廃食油回収を始めました。
★山都町有機農業協議会★
今年度は、菜の花プロジェクトの輪の中で、これまでにそれぞれで実践してきたことが線で結べるような試みに入る。手始めとして、BDF燃料化や、菜種まきから収穫・油搾りの体験を考えている。いろいろな立場の人がエコ共同作業に参加してほしいと思う。
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